12日に行われた恒例のストリングスLIVEへお越しくださいました皆様、本当にありがとう!!
ライブ後はまともに立っていられないくらい激しい夜になりました。いやー、最近この激しさが増していくのが恐ろしい・・・・。
個人的な話になるけど、ライブ前日に去年お亡くなりになられたデザイナー・加藤靖隆さんの追悼個展に行ってきました。
レトリックでもお世話になっているデザイナー・駿東宏さんが招待してくれて直接な繋がりはありませんでしたがご好意に甘えてお邪魔させてもらいました。
個展では加藤さんの代表的な作品から私服、幼少期の絵や亡くなる寸前まで使っていた机やパソコン、スケッチなどが展示されていて会ったこともないのに、ご本人がその場にいるような気がしてならなかった。
子供の頃からずっと自分のイメージや好きな事を世間が作るルールなんて無視して妥協なく追いかけてきた人なんだなーと感じました。
自分がこの数年お世話になっている駿東さん含めて多くのクリエイターの方々も会うたんび自分には同じような感覚を覚えます。
きっと加藤さんを会ってお話できていたらとっても楽しい時間がすごせたんだろうなーと思えてきて少しウルッときちゃいました。
そして同時に今の自分がどんだけ小さいんだよ!!と凹みました・・・・。
これでも胸を張って描いてきた夢や目標を目指して生きてきましたが・・・・時として世間の常識だとか、周りの「現実はね・・・」的な考え方にとらわれて中途半端な決断をしそうになったりしている現状に嫌気がさしちゃいましたね。
いつの時代だってなりたい自分を掴んだ人はこんな事気にもしてないんだよなってね。
だから12日のライブは言い方が悪いかもしれないけど、いろんな事を考えるのはやめて今の自分が一番なりたい自分になれるように演奏しました。結果はいつもと同じく最後はヘロヘロでしたけど・・・でもね、なんか見えた気がすんだよね。勘違いだったら悲しいけどまた見つけに行けばいいだけだし。
9月はもっと自分の感情に素直に生きてみようと思います。
井上 亮
もう9月ですね。雨でスタートした9月はみなさんどうですか??
俺はいつもどおり元気に過ごしています。
ライブ情報もいろいろ出ていますし、年末から来年の目標や計画もかなり具体的に形になってきて楽しみが増えていくばかりですが気を抜かずにしっかり足元を見ていきたいと思っています。
ここ数週間は色んな人達とやり取りをしてきました。個人でやっているSNSなどではたまーに出してますが、電話なりメールなり直接会うなりして感じることは「レトリックは本当に色んな人達の支えがあって活動できているんだな」ということです。
もちろん聴いてくれる、ライブに来てくれるお客さんの笑顔が一番の原動力になっていますが、日頃から裏方として色んな関係者の方々とやり取りしていくなかで自分は本当に感謝しきれないほど助けられているんだなーと思う。
ただ曲を作って良い演奏をすればいいのはむしろ当たり前だし簡単なんだけど、俺はどうしてもマーシーと敏さんの才能を、3人でしかできない音楽を色んな人に知ってもらいたいし、3人が爆発して1つになる瞬間の感動をより多くの人と一緒に感じたいと思う人間なのですが、そこまで器用な人間ではないのでいつもどうしたら世界を広げれるんだろう?と悩んでしまう。
そんな悩んでいる時に色んなジャンルで活躍されている方々に背中を押してもらえるのは本当に幸せな事だし、必ず一緒に最高の景色を見せて恩返ししたいと思ってます。
昨日は町田ノイズのお客さん(有志の方)が作ってくれたフライヤーを見て涙が出そうになりました。こちらが考えて動く前に既にこんな素敵な事をサラリとしてくれた事に驚いたし、愛を感じました。
自分がどんな状況になっても、してもらって当たり前だとは思わないし絶対そういう人間にはならないと決めてます。
これからもずっと感謝を音で恩返しできるように頑張ります。
井上 亮